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①不登校になった時の本当の捉え方 - 本人の心を追い詰めないということ -

過剰適応をせず勇気ある「不登校」。

 

これを聞いて皆さんはどう思いますか?

不登校とは、重く苦しいイメージがある言葉ですが、

 

今、本人が向き合っている大問題から、壊れそうな心を自分自身で守ろう、

 

また、生きていくために生命を自分自身で守る選択をした能動的な行動です。

不登校の原因は、様々なものが絡み合っています。

 

自分自身のこと、学校でのこと、人間関係など一言では言い表せない原因。

 

不登校という課題に直面した時、先行きの不安があると思います。

 

前進をするために立ち止まっている現在。

 

不登校の当事者、その親(保護者)の心の中は、

 

いつも葛藤を抱えていることが想像に難くありません。

一方で、不登校は、エネルギーの充電期間とも表現されます。

 

何らかの理由で、元気を失ってしまった植物を育てることを例に挙げてみましょう。

 

活力を取り戻すには、いくつかの行程を踏まなければなりません。

 

乾いた土には、水で潤いをもたらし、栄養分を与え、太陽の光をしっかりと浴びさせます。

 

そうすることで、植物はもとの元気を取り戻し、再生することができます。

 

しかし、再生するまでの時間は、植物の個体によって違いがあり、

 

再生できるかどうかの不安もあると思います。

 

うまく行かず、試行錯誤する時もあるでしょう。

不登校に置き換えてみると、

 

土が環境、

 

植物が不登校になった子ども、

 

再生するのに最重要な水、栄養分や太陽の光を与える人物が親と考えられます。

活力を失い、絶望の淵から這い上がるためには、様々な条件が必要になります。

 

その条件は、安心で安全な環境、受容してくれる人物、信頼関係などが考えられます。

 

 

信頼を築くきっかけになるものは、子どもが受容されたと感じられる言葉や行動です。

 

信頼関係が構築されることで、安心感が生まれ、その環境下で人は変わっていけるのではないでしょうか。

 

親子を含む全ての人との信頼関係は、年月ではないかもしれませんね。

不登校を選択した親子の関係。

 

親として良かれと思って発した言葉や一つの行動が、

 

子どもの傷を深くしてしまう可能性もあります。

 

まずは、複雑に絡まってしまった問題を整理し、

 

子どもへのアプローチの仕方を一緒に考えてみませんか

 

カウンセリングはそのために存在し、

 

カウンセラーはその知識と技術を持ち得ています。

 

一つ一つ丁寧に絡まった糸をほぐすためには、

 

対話の中で質問をすることがあります。

 

そうすることで、自分自身の気持ちの整理に繋がり、

 

多彩な気づきが得られ、自己理解、また子ども理解が進むことが多いです

KHカウンセリングオフィスは、そのような不登校に直面した親子のために、

 

より深まった親子間の信頼関係の構築を、また不登校に向き合う勇気を、

 

心理学的知見から一緒に考えます。

 

さらに、当オフィスはご相談者様との信頼関係を大切にし、サポートをしていきます。

 

当オフィスの不登校支援のカウンセリングをご希望される方は、どうぞご利用ください。